日本政策金融公庫の融資支援 抵当権登記申請センター 藤井です。
日本政策金融公庫の国民生活事業の金利体系が24年度(4月中頃)から変更となりまし た。
従来は、担保提供か保証人をつけることで金利が一律で低くなりました。
?この変更で担保不動産の評価次第では金利が従来より高くなってしまったり、逆にぐっと 低くなることもありえるのです。
ですがこの「担保の評価」には様々な要素を加味する こととなるのでしょう。
例えば、不動産の時価・公示価格・路線価・立地はもとより居 住者が誰なのか・抵当権の設定順位・設定金額などです。
でも競売は何かと手間がかか ります。できるだけ競売は避けたいとのおもいから、担保評価にも実は事業の成功可能 性の高低が関わってくるとおもいます。
現在借りている資金には借りた時の金利が適用され、この金利の変更は適用されません。
ですが借換え(あらたに借入をしてその借入れた資金で過去の借金を返済)をすれ ば新金利が適用されます。金利によって月々の返済金額は大きく変わってきます。
当初 は無担保の借入を余儀なくされていた方や保証人しか立てられなかった方は検討の価値 は十分にあります。